高温高圧研究実験装置 · 自社製制御システム

72時間再現できる 300MPaの実験データ

HPSTART25.4x4 鉱物形成実験プレスは、25.4mmの標準試料チャンバーを標準装備し、自社製の冷封式高圧高温統合制御システムを搭載しています。温度制御精度は ±0.1℃、長時間の定常運転でも圧力変動は ±1MPa以内に収まるため、岩石・流体反応実験のすべての反復データが追跡可能かつ再現可能です。

実測出荷値 大学・地質研究機関へ納品 温圧プログラムを再現可能
HPSTART25.4x4 岩石・鉱床形成シミュレーション試験装置の実機写真
300MPa 圧力上限 ±0.1℃ 温度制御精度 25.4mm 試料チャンバー
現場の課題

装置ではなく、データの再現性が問題です

地質学および地球化学の分野で高温高圧の岩石・流体実験を行う研究者は、次の2点を最も重視します。温度と圧力を長時間安定して維持できるか、そして反復実験でデータが再現できるかです。

01

温圧のドリフト

温度や圧力がドリフトすると、数十時間連続の実験のデータ全体が無駄になることがあります。公称精度と実際の長時間運転との差は、研究機器で最もよくある失敗の根源です。

02

再現性の低さ

平行実験の再現性が操作や勘に頼っていると、人によって結果はずれてしまい、論文上の誤差棒が問題になります。

03

自動化水準の低さ

加圧、保圧、減圧のすべてを人が見張る必要があります。夜間の実験では特に品質を保ちにくく、積み重なった系統誤差が実験の精度を損ないます。

主要仕様

4つの数値がデータの的命运を左右します

以下の数値はいずれも出荷時の実測値であり、当社が提供するすべての情報源で統一された基準値です。

最大使用圧力
300MPa

密閉式の反応環境で、深部の岩石・流体条件を再現

温度制御精度
±0.1℃

標準仕様。72時間の保圧保温運転で温圧ドリフトは極めて小さい

標準試料チャンバー
25.4mm

ほとんどの岩石・流体シミュレーションに対応。TC4、316L、酸化アルミニウム陶材から選択可能

定常圧力変動
±1MPa

長時間の定常運転で維持される圧力変動幅。閉ループで動的調整

適用実験

1台で3つの主要実験に対応

地質研究機関と大学の地球化学実験室に向けた、密閉式の高温高圧シミュレーションプラットフォームです。

岩石鉱物形成シミュレーション

高温高圧条件下での岩石中の鉱物の流動・移動・富集過程を再現し、鉱化作用の機序研究に役立てます。

高温高圧水岩反応

岩石・流体相互作用における元素移動、変質、溶解・沈殿の速度論を研究します。数十時間の連続反応実験にも対応します。

水岩反応による水素生成

密閉式の高温高圧環境で岩石・流体の水素生成反応を再現し、深部地殻・深海・宇宙の水岩反応やエネルギー探鉱の研究に役立てます。

制御システム

自社製の冷封式 高圧高温統合制御システム

システム全体が閉ループで動作し、圧力と温度をリアルタイムに採取・調整します。多段の温圧プログラムカーブを自由に設定でき、保圧・保温・減圧の全工程を自動で行うため、人為的操作による系統誤差を大きく減らせます。

研究機器の本質は、制御性と再現性です。実験者はプログラムを設定するだけで、あとはシステムに任せられます。

制御システムの詳細を見る →
温圧プログラムカーブ · 多段設定 運転中
実測温度カーブ 圧力設定上限
STEP 01
加圧
STEP 02
保圧
STEP 03
保温
STEP 04
焼入れ
STEP 05
減圧
PROVEN PERFORMANCE / 納入実績と検証

長時間の高温高圧実験を計画中ですか

大学の地球化学実験室や地質研究機関に納入され、岩石・流体相互作用に関する研究に使用されています。 詳細な技術仕様、機種選定の提案、実験プランのご相談を、1対1の技術交流会で承ります。